この日は前線通過で雨の予報。
パパイアマン号は居心地のいいこの場所で一日過ごす予定。
仁尾にいた新西組は早朝に出航し西宮に戻るようだ。
同じ桟橋で昨日から一緒だったレスポアールさんは0700出航、木場に向かった。
久しぶりの一人っきり、ゆっくり朝食をいただき船内でまったりしていたが、雨が降る様子もなく散歩に行くことにした。
艇に戻ると蒸し暑く、短パンとTシャツでお昼寝。
気持ちよくウツラウツラしていると外から声が、”スミマセーン、スミマセーン”。
町役場から来たという若者がここは係留できない場所だから他所へ行けと...
雨が嫌だからここに居たいと言ったが聞き入れてもらえない。
仕方なく出航、寝ぼけていたので桟橋にパエリアパンを忘れ引き返し、再度出航した頃タイミング悪く雨が降って来た。
ふるさと村へ行こうかとも思ったが、以前行ったことのある草壁の奥に向かった。
ここは静かでいいところだが水深がギリギリなのと、ノリ網をあげる施設なので満潮時船が岸と同じ高さまで上がってしまう。
潮汐を調べると満潮は20時頃、深夜でないので助かる。
クルージング最後の夜は静かに更けていきました。