パパイアマン号 の ブログ

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浸水は怖い

昨日は朝ごはんを済ませ出港

沖の一文字を半時計に回る

風波は穏やか 2600回転 6.3ノット

調子良くビルジは入ってこない

1時間半走って帰港
スタンチューブからの水漏れは無くなった

グランドパッキンがわずかに濡れていて
熱ももっていない

これにてスタンチューブ整備は完了


船体を洗いゆっくりしていると
遼艇(ボート🛥)から入電 10:30

航行中水温上昇 冷却水がエキゾーストから出ていない スローダウンして救助要請したとのこと

私が向かっても役に立たないので待機

12:00 line で状況を聞くが既読にならない

12:30 入電 レスキュー艇がペラにロープを巻き込み漂流中

別のレスキュー艇要請

更に悪いことに自艇が浸水している

これはえらいことですよこれは

私も急いでマリーナに急行🚲💨

沖に大型のインフレーターボートに引かれて戻るボートが見える

サービス桟橋に着くとちょうどボートも舫われたところ

上架施設は2台とも使用中ですぐには上架出来ない

急いで重い床板を外しエンジンルームを覗く

あちゃー結構な量の海水だ

先ずはスルハルチェック 問題無し

ホース類を一つ一つ見ていくと 
原因発見

冷却水ホースが外れています

ここから冷却水が漏れ
エンジンの温度が上昇
船内に海水が溜まった

急いで上架する必要はなくなったのでキャンセル

大型ポンプを借り排水開始

バウの排水は順調に進んだが エンジンがある場所はポンプが大きく入らないない

その間スターン側はビルジポンプで排水完了

ここからは地道な作業なので自艇のポンツーンまで曳航してもらう

カニックにお願いした小型のビルジポンプを待つ間 オーナー他3名でポンプで出しきれなかったバウの海水を鍋ですくい バケツリレーで船外へ出す

バウの排水がほぼ終わった頃 ルールの小型ビルジポンプ到着

小型でゆっくりだが確実に船内の海水は減っていく

エンジンルームの海水が無くなったら
今度は水道水で各部洗浄

まだ電装品などのチェックが必要だが一段落
エンジンなどに害はないだろう

床板を戻し平和な空間が戻った

船長はホットしたのか言動が変?

ヨットの友人が夕食を用意してくれ
5人で鍋を囲み 
生きている実感を噛み締める

あー恐ろしや
浸水は怖い